こんにちは、子育てコーチ前川です。
アメリカは卒園・卒業シーズン!
お子様がご卒園、ご卒業された皆様、おめでとうございます!
夏休みもぜひ子育てを楽しんでいきましょう♫
さて、本日のEQ子育てコーチングのワンポイントは
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「共感」でより良い親子関係作り&勇気づけ!
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「共感」という言葉は昨今、とても注目されていますね。
AIにはできないことのひとつであると同時に、人と人との関わりの中で良い人間関係を構築する為にも、円滑なコミュニケーションをしていく上でも非常に重要になります。
もちろん親子関係でも。
親が共感してくれると子どもは「わかってくれている」と安心感を感じることができ、
親子の心のつながりが深まります。
また、悲しい、辛い、怖いといったいわゆるネガティブな感情は共感してもらうことでそれが落ち着いたり、小さくなりますし、
嬉しい、楽しい、ワクワクしているといったポジティブな感情は共感されることによってますます増大し幸福度が増すことになります。
共感はより良い親子関係を築く上でもキーポイントであり、
子どもの成長を支える為にも重要な役割を果たすのです。
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ここでひとつこちらの動画を見てみてください。
2015年に公開されたinside out(日本での公開名はインサイドヘッド)のワンシーン。
主人公ライリーの空想フレンドであるビンボンがライリーとの思い出の大切なロケットを失い落ち込んでいます。そこに「JOY喜び」と「SADNESS悲しみ」がそれぞれ声をかけるシーンです。
落ち込んでいるビンボンに「JOY喜び」は励ますんですね。
大丈夫よって声をかけたり、くすぐって笑わそうとしたり。
でもビンボンは落ち込んだまま。
そこに「SADNESS悲しみ」が寄り添います。
悲しいよねと声をかけ、ライリーとの思い出話をし、辛さに寄り添ってあげるんです。
ビンボンはワーンと思いっきり泣いて、そして、立ち上がるんです。
ここが学ぶべきポイント。
相手が悲しさ、辛さを表現しているのに「大丈夫、大丈夫!」「気にしない!」「前向いて!」なんてポジティブの押し売りをされても、それは「否定」されたと受け取れるんです。
それでは立ち上がる勇気づけにもならないし、「わかってないな、この人は」となってしまいます。
だからこそ共感的なコミュニケーションが大切。
よく聴いてもらい、「そうなんだね、辛かったね、悲しかったね」と共感してもらえたら、それが自然と励しになり、自ずと立ち上がる力が湧くのです。
みなさん親になると、ついついやってしまいませんか?
「そんなの気にしないの!」
「メソメソしてないで元気出しなよ!」
「大丈夫、大丈夫!痛くない!」
「そんなこと大したことないでしょ!」
よく見ると「否定」してしまっていることに気がつきますよね。
(※偉そうなこと言っていますが私もやってしまうことありますよー。)
ぜひ「否定」ではなく、子どもの感情を受け止めてあげて欲しいのです。
賛成しなくても、同感しなくても良いんです。
「そう感じたんだね。」
と受け止めてあげるだけでも共感を表すことになります。
「そうか、そうか。それは悲しかったね。」
「痛かったね、びっくりしたよね。」
「辛かったね。でもよく頑張ったね。」
と感情語を繰り返したり、感情語を当てはめてあげることでも共感を表現することができます。
共感してもらえたら、子どもはきっと安心してまた立ち上がっていきますよ!
ぜひ「共感」を子育てに取り入れ、子どもとの良い関係作り、勇気づけに繋げてほしいなと思います!
そしてたくさん共感された子は、おのずと他者の気持ちにも共感できる人に成長していくはず!
それでは♫
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【自己紹介】
前川智恵(まえかわちえ)
3人の女の子の母。
香港、サンフランシスコ、シアトルにて出産&子育て。
長女が3才の時に子育てにつまづいたことをきっかけに子育てコーチングに出会う。
子どもにどうこう言う前にお母さんが自分自身のあり方と向き合うことの大切さを痛感。 EQ×コーチングで「心育て」と「頭育て」!
自己肯定感とそこはかとない自信を育て、どんな時代も強くしなやかに生きていける子どもたちを育てることを目指す。
【保有資格】
一般社団法人 日本能力教育促進協会認定 チャイルドコーチングマイスター
内閣府認証NPO法人認定 マザーズコーチ
米国6seconds認定 EQプラクティショナー
【FBグループ(参加無料)】
\定期ライブや無料セミナー開催/
香港、サンフランシスコ、シアトルで子育てしてきたグローバルな子育て情報や
EQ×コーチングで子どもを伸ばす、子育てを楽しむ子育て情報を発信!
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普段の子どもたちとのやり取りを中心に投稿しております♫
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