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真の自己肯定感

更新日:2021年1月9日

最近、自己肯定感を高めることについて「あれ?」と思うことがよくあります。


 「自己肯定感低いんです。できてないこといっぱいあるし、ネガティブに考えがちだし…」

という人に対して

「そんな風に思わないで!ポジティブに!肯定してあげて!」


みたいな。


いやいや、肯定どころか「そんな風に思っちゃダメ」って否定してますよね。

まったく意味がない。

ここはできてない、ここは改善した方がいい、自分にはこういうところがある、

それも自分の「今」の状態と認めてあげていいんですよね。


自己肯定感は、

良いとか悪いとか、

できるとかできないとか、

成長してるとかしてないとか、

やるとかやらないとか、


役に立ってるとか立ってないとか、

そういう条件を抜きにして、

自分が「存在してること」を喜べる、

そんな感覚。

(感覚なので言語化しにくいんですが。)

「根拠なき自信」や「そこなかとない自信」はここからくると思います。

だからこそ、


小さいお子さんを持っている方はとにかく「存在承認」をたくさんしてほしいんです。


存在承認は、それこそ、やった/やらないじゃなく、できた/できないじゃなく、


子どもの存在に対する喜びを伝えてあげること。

「うまれてきてくれてありがとう」


「君のお母さんでいることが嬉しい」

「君と一緒にいると幸せ」

「君がいることが喜び」


言葉にするのが恥ずかしいような言葉たちかもしれません。

でもぜひこういった言葉をたくさん伝えてほしいんです。


言葉にしなくても伝わってる?


そんなことないんです。

言葉にして伝えてください。

そうやって自分の存在を認められ、

存在を喜ばれていく中で、


真の自己肯定感が育まれていくと思います。


そしてそれが、

失敗しても、挫折しても、辛くても、


やり抜ける力、生きぬく力の源になっていくと思います。


「根拠のある自信」、つまりは「できた!達成した!成長した!役に立った!」から作られる自信は


その「真の自己肯定感」の上に積み上がっていくのだと思います。


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□自分の言葉で伝えづらい方はこの本がおすすめ。

「あなたがだいすき」

鈴木まもる(ポプラ社)

「あなた」のところをお子さんの名前にして読んであげていいと思います♩


□こちらは聖書がベースになっている本ではありますがとても素敵なメッセージが込められています。

「たいせつなきみ」

マックスルケード

(セルジオ・マルチネス絵/ホーバード豊子訳)

(いのちのことば社)


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