私のMother’s Story ②

最終更新: 2020年3月6日

Mother's Story第2回目の著者:Mariko Gibsonさん

男の子1名、女の子1名(10才、4才)

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私達は日々子育てという修行の毎日を送っています。

これほど忍耐力や自分という人間が試される場所はありません。

頭でいくら理想論を唱えようと、次の瞬間、自分の意思とは裏腹に爆発しているのです。

9割型理想の子育てが出来ていたとしても、その1割の私が発する感情的な態度と言葉のおかげで、今までの努力も水の泡。

子供の信頼を失い、関係悪循環へまっしぐらです。

そんなつもりはないんです。あんたさえ、素直に言われた事をやってくれれば、私はいつもニコニコで優しい母なんです。

なんでこの子は思うように動いてくれないんだろう。やりたい事ばかりやって、やるべき事はやろうといない。何度言っても出来ない、しようとしない。そのうち耳も貸さない。

多くの事を求めている訳ではありあせん。最低限の事をお願いしているのです。

あんた、このままじゃ、堕落へまっしぐらなんじゃないの? やる気が出た時にはもう遅いんじゃあないの?

子供が自分を出せるように、子供の意思を尊重し、できるだけやりたい事をさせ、共感して、受け止めて、優しく、甘々で、一貫性がないせいかしら? 私がもっとしっかりしなければ。悪いところにばかり目が行き、この子は心配な子、私はダメ母親、という思い込みが定着していきそうです。 

私は正直、今までいろんな努力をしてきたつもりです。教育評論家のメールマガジンを購読したり、子育て本を読み漁ったり、セミナーに行ったり。

MJもその一つです。MJに通ううちに自分の中で曖昧だった、大切な事が少しずつ見えてきました。

たくさんの気づきがありましたが、その中でも私が大切だと思うことは、自己肯定感、子供を信じる事、自分の子育ての軸を作る事、子供をひたすら褒める事などです。

それでも、どうしても子供が思うように動いてくれない時、私はイライラし、腹を立て、ありとあらゆる手を使って子供を思うようにコントロールしようとしていたのです。

そしてこの敗北感。。。もちろん誰だってコントロールされるのは嫌ですよね。

子供にはっきり言われました。お母さんは僕を信用していない。意地悪なことを言う。ギャーギャー言う。大きな声で怒鳴らないで。子供にイライラを返す事が全てを台無しにしている、と私は実感しました。

ではどうすれば、怒らず、脅さず、罰っさずして子供は動いてくれるのでしょう。これは私の永遠の課題でした。

爆発しそうなその瞬間、深呼吸して5数えるなんて方法もありますよね。けれどもイライラの原因と向き合い、それがどこから来るのかを考えないと、イライラは繰り返し襲ってきます。

私の話に耳を貸さない、私に失礼な態度をとっている、私の時間を無駄にしている。私が主語になると被害者意識が増してイライラします。さらに私は気づきました。私は子供に”私のようになって欲しくなかった”のです。私ばっかり苦労している感からくるストレスもありました。子供が私の評価に繋がる事も潜在的に恐れていたと思います。自分の自己肯定感の低さや出来なさを子供に投影していたのです。

目の前のぐずったり、グータラだったり、反抗的だったりする子供の輝かしい未来を想像することはそう簡単なことではないかもしれません。心配で私がなんとかしなければ!なんて思っちゃったりします。

ただ私には信じることができる概念がありました。マズローの欲求5段階説です。(MJでも習いましたが。)

「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と提唱し、「自己実現理論」とも呼ばれています。

この理論は、人間の基本的欲求は「5段階のピラミッド」のようになっていて、底辺の欲求が満たされると、1段階上の欲求が出てくると説いています。

子供は素晴らしい可能性を持って生まれてきます。以下は私の願いであり子育ての軸です。(Too much? 笑)

『この小さな人間が大人になった時、ありのままの自分を受け入れ、自分のベストを尽くし、自分の持てる力を存分に発揮し、自分に自信を持って、他者に対する思いやりと感謝とリスペクトの心を持って、周りの人間と協力しながら、人に必要とされ、良い影響を与え、毎日が満ちたりた日々を送る。』

それにしても、どれだけ多くの人が自己実現を叶えているのでしょう? 親から悪しき習慣を受け継ぎ、逃れられないでいるのでしょう?

放っておいても、子供は勝手にベストな選択をする訳ではありません。

自分だけの力だけでは限界があるのです。そしてすぐ身近にいる私達大人がそれを助ける事ができる。

なんて素晴らしい事なのでしょう。

多くの親が自分の経験と価値観を元に、子供にはこうなって欲しいというアイデアがあります。

子供は親の思う選択をしてくれる訳ではありません。

親はその子にとって納得満足のゆくベストな選択をする手助けをするだけです。

その子自身のためになると思われる行動と、害になると思われる行動は何かを考えてもらう。

考える材料になる正しい情報を与えます。

それが好ましくない行動だと理由をつけて説明し、気づいてもらう事。

子供はなぜ好ましくないか、理解するまでに時間がかかります。

頭ではわかっていても出来る/しないようになるまで時間がかかります。

わかっていて、やろうとしても、本当にできない事もあります。

子供が期待通りにしない事に腹を立てたり、攻めたりする必要は全くありません。

できない時こそ、学びのチャンスなのですから。教え続ける事で子供は気づき、自分が好きになる行動を選ぶようになる。

親は子供がベストな姿を思い描き、自分を好きになる手助けをしてやる。

親がやってあげていい時もある。伝えるだけでいい時もある。共感するだけでいい時もある。

事前に説明した上で一時的に物理的に引き離したり、取り上げる事もあるかもしれません。

時には”やらなければいけない事”を出来るまでさせなければいけない事もあります。

その時も、怒る事なく、子供ができることを見極めて、子供ができるステップに分け、時間がか