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私のMother's Story④

更新日:2020年3月6日

Mother’s Story第4回目の著者:

Ayako Katafuchiさん

4歳の男の子

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以前自分の子育て軸を作るワークショップの中で「どんな子に育って欲しいですか?」という問いがありました。その時ハッと思い出したことがありました。それはまだ子供がお腹の中にいた時のこと。夫婦で将来どんな子になって欲しいか話したことがありました。優しい人、リーダシップがある人など挙げる中で二人に共通したのは「自分で自分の人生を切り開いていける強い人」でした。


ところが子供の成長に伴い、毎日目の前のことに必死でそんな思いがあったことを私はすっかり忘れ、現実は親のいうことを聞かせるために怒ったり、脅したり、おやつで釣ってみたり…。かつて思い描いていた理想とのギャップにショックでしたが、思い出すきっかけになって良かったと思います。そこから子育ての軸を改めて考えたことで親がどう対応すべきか迷うような状況でもアタフタせずに軸に沿っているか、一度立ち止まって振り返るようになりました。


また、私の中の変化として「大好き」などの愛情表現がぐっと増えたと思います。それに伴い、子供の方からも「大好き」がたくさん返ってくるようになり私も幸せな気持ちになりました。ある日、いつものように「大好き!」と言うと「なんで大好きなの?可愛いから?」と聞かれました。なんでも理由が知りたい時期の息子。深い意味はなかったのかもしれませんが、大好きだけでは言葉足らずだったかも、と思い「もちろん可愛いからというのもあるけど、あなたが怒っていても、泣いていても、イライラしていても、寝ていても、どんな時でも大好きなんだよ」と伝えました。それに対する息子の反応は「えー?」と、わかっているのかいないのか微妙なものでしたが「大好き」だけでなく時には、そのままでいいんだよ、理由も条件もなしに大好きなんだよと伝えていこうと思った出来事でした。


まだ4歳の息子。まだ母親歴4年の私。イライラしたりうまくいかなかったりも多々ありますが、これから彼がたくましく、強く成長していくためにサポートしていけたらと思います。


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