今回のテーマは「2020年、脱ガミガミお母さん!」ということで、イライラや怒りの対処の仕方について話していきました。
このテーマは興味のあるお母さんとても多いですよね。
Mother's Cafeもいつもより多い14名のお母さん達が参加してくれました。
怒りたくない、でもイライラして子どもに怒鳴ってしまう。
「もう怒らない!」と決めてもまた次の日の朝から怒鳴ってしまう…。
私もその一人でした。
しかしですね、自分の感情とうまく付き合う勉強をし、少しずつイライラや怒りをマネージする事ができるようになり、子どもとの関係も激変しました。
今でももちろん怒ることはあります!でもそれは、自分の感情を一回確認し、
「どうする自分?」と問いかけ、「この場合は雷落としてやるー!」と
自分にOKを出して怒るので、以前のように感情に振り回されて怒るのとは全く違います。雲泥の差があります。
そして今思う事、それは、
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感情を制する者は子育てを制す!
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そう確信しております。
ではまず、なぜ怒ってばかりでは良くないのか。
当然怒ってばかりでは良くないと皆さんわかっていると思いますが、具体的になぜ良くないのか。それは大きく4つあります。
1つ目に、子どもの力を伸ばす事ができない
お母さんにいつもダメ出しされたり、命令されたり、怒鳴られていては、自分の考えを自由に表現したり、自分の思いのまま行動してみようと思えなくなります。
2つ目に、子どもの自己肯定感が下がる
同じく、お母さんに繰り返しダメだしされたり、命令されたり、怒鳴られていては、「自分はダメな人間なんだ…」と自己肯定感が下がってしまいます。
3つ目に、親子の信頼関係が築きにくい
いつも怒られていては「お母さんは自分の事を良く理解してくれる存在だ」なんて思えませんよね。
そして最後に、お母さん自身が自分が嫌になってしまうから子育てが楽しめない
これがとても重要。怒ってしまうと子どもよりお母さんがへこんでしまう事ってよくありますよね。そして「またやってしまった…」「こんなお母さんになるはずじゃなかったのに…」とお母さんの自己肯定感が下がり、そして子育てがどんどん苦しくなっていきます。
4つとも子どもを幸せに育てる為に超重要な要素です。
だから、子どもをできるだけガミガミ怒らず育てたいんです!
では、どうしたら怒る回数を減らしていく事ができるのか。
その1つの方法が、
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日常の有り難いと思える事、
何でもいいので1日3個、
考えるようにしてみてください!
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はて?という感じですよね?詳しくお話ししていきますね。
まず怒りやイライラの正体って何でしょう。
それはずばり、「期待はずれ」です。
子育て以外の例で言うと、
時間通りに電車が来て当たり前なのに、今日は時間通り来ない →イライラ
(電車は時間通りになんて来ない、と思っている香港人は電車が来るのが早かろうが遅かろうがほとんど誰もイラついていませんでした。)
休日は旦那さんに早く起きて子どもと遊んでほしいのに、遅くまで寝てる →イライラ
(隣のお家のご主人が遅くまで寝ててもイラつきませんよね。隣のうちのご主人に早く起きて何かしてもらおうなんて期待は一切無いので。)
子育てで言うと、
時間通り起きてきてほしいのに、起きてこない →イライラ
こぼさないで牛乳を飲んでほしいのに、こぼす →イライラ
これですよね。
無意識のうちにたくさんの事を期待していて、それを裏切られるから腹が立つし、
怒りが湧く。まさにこれが怒りの正体です。
じゃあ子どもに期待をしなければいいのか。それは不可能な話です!笑
不可能ですし、期待をしないというのは一種の育児放棄になってしまいます。笑
「期待をしない」のではなく、
「期待値を下げる」のです!
言い換えると、満足できる幅を広げるということです。
つまり、
100点満点取って来てほしい! →90点 →怒り
80点取れていれば上等! →90点 →大満足
こうなりますよね。
でもテストの点数だとこんな風に期待値を明確に下げられますが、
普段の生活ではなかなか同じようにはいきません。
ではどうするのか!
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有り難い(敢えて漢字です!)
という気持ちが期待値を下げる。
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当たり前にできている事、普段当たり前だと思っていることに目を向け、
それに対して「有り難い」と感じる事で期待値が下がります。
そして満足できる事が増え、結果、イライラすることが減る、というメカニズムです。
「子どもが今日も元気でいてくれて有り難い」
「笑ってくれて有り難い」
「ご飯を食べてくれて有り難い」
「いたずらできる好奇心と五本の指があって有り難い」
子どもに関する事だけじゃなくていいんです。
「温かい家があって有り難い」
「食べるものに困らなくて有り難い」
「励ましてくれる友達がいて有り難い」
また、子育てでは子どもの「できている事」や「できるようになった事」に
目を向けるのも期待値を下げ、
子どもに対して満足できる事を増やすのに効果的です。
「これもできるようになった!」「あれも自分でできるようになった!」と、
できていることに目を向けると、子どもに対して満足できることが多くなり、
イライラする事が激減します。
これはイライラを感じた時に「有り難い事を思い出さなきゃ!」とやるのではなく、
普段から(何でもいいので)「有り難い事を3つあげる」、「子どものできるようになった事を3つあげる」という風に習慣にして、日頃から期待値を下げ、満足できる事を増やしておくことが大切です。
私もこれを日々実践しています。
特に、主人に対して「有り難いと思えること」を意識して自分にリマインドしています。
でないと「あれもしてくれない!」「これもしてくれない!」「私ばっかりやってる!」と自己中イライラガミガミ鬼嫁になってしまいますので。笑
とっても効果アリです!良かったらぜひ、試してみてください♩
今回も参加してくださったお母さん方、ありがとうございました!
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