2019年4月4日、第5回Mother's Cafeを開催しました。
今回のテーマはズバリ、スマホ!
スマホ無しでは生きていけない生活を送っている私たち。子どもたちにはいつ頃、どうやって渡したらいいの?というテーマで話し合いました。
この勉強会を通して感じたのは「スマホをいつどうやって渡すのか」は子育ての枝葉に過ぎないんだということ。それを話し合う事ももちろん大切な事ですが、もっと根本、つまり、いずれスマホを利用する子どもたちに賢いスマホ利用者になってもらう為に今何ができるのかを考え、実行していくことが大切なのだと感じました。
つまり、
いつ→脳の発達が100%になる12才以降で、自律の力がついてからがいいのでは。
どうやって→子どもとのコミュニケーションの上で、ルール作りを一緒にして渡す。
これはさほど難しい事ではありません。(いつ、に関してはそれぞれの家庭の事で異なります)
では、上記が枝葉なら、幹は何かと言うと、スマホを利用する子どもが、スマホに飲み込まれず、スマホのマスターとして上手につき合っていけるよう、子ども自身を強く育てる事
具体的にどんな力かと言うと、
自律
未来を見て今を生きる力
判断力
不適切なものを拒否する力
問題処理能力
など
そして根っこはやっぱり自己肯定感と親子の信頼関係
こういった力は子どもが小さな時からの積み重ねで育まれていくものなので、スマホを持つ時にルール作りをしっかりやって渡せばいいという話ではありません。日々の子育てが、スマホを持った時どんな利用者になるかを決めるのです。
子どもたちはこれからどんどんと色々な刺激を受けながら育っていきます。子どもが小さな頃は親がその刺激をコントロールできますが、大きくなるにつれてそういう訳にはいきません。私たち親がしてあげれるのは外部の刺激から子どもたちを保護する事でなく(小さいうちはもちろん親がある程度保護&コントロール)、その刺激に対して子どもたちが振り回されずに、自分をしっかり持って歩める力を養ってあげることですよね。
また、スマホに関して心に留めておきたいと思ったのは、「子どもは親がどうスマホとつき合っているのかをしっかり見ている」という事。親が四六時中スマホを見ている姿を見ている子どもは、それが当たり前で、自分が持った時もそうしていいものだと思うでしょう。親がスマホとどうつき合うのか、それは子どもに反映される事を覚えておきたいと思いました。
今回もお母さんたちとの非常に良い学びの時間となりました。
参加してくれたお母さん方、本当にありがとうございました!
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