私の子育て軸、2つ目は「自立」です。自立と言っても自分の身の回りのことを自分で出来る、ということではありません。もちろんそれも含みますが、私の言う「自立」は
自分で考え、判断し、
自分なりの方法で表現でき、
自ら行動できること
これは自分の体験から子育ての軸に据えようと決めました。
遡ること8年前...仕事を辞め駐在妻になり、やがて子供ができました。海外生活や子育てを楽しみながらも、人生の主役を主人や子供に譲り、私自身は脇役になってしまった様な感覚に陥りました。私の人生の使命って何だろう、この溢れ出るエネルギーをその使命に使いたい、と悶々と悩んでいました。自分の興味のある事に手を出し、日本語教師をしてみたり、アロマや食育を学んでみたりしましたが、今イチ「これだ!」とくることがありませんでした。しかし、環境のせいにして不平を言いながら行動しない人間にはなりたくない、と必死でした。
ひょんなことから一人の女性起業家の方と出会い(実際にはお会いしていません笑)、そこから資格取得や具体的な仕事に手を出す前に、じっくり考え、調べ、学び、自分は何が得意で、何が喜びで、これからの人生をどう生きたいのかを見つめる大切さを学び、自分と向き合う時間を取りました。そして子育ての挫折→挽回というフェーズを経て、今年このMother’s Journeyにたどり着いたのです。自分で考え、学び、判断し、自分なりのやり方を見いだして行動してきました。お陰で自分の人生を設計している、という感覚がしっかりと戻ってきました。すごく気持ちのいい感覚です。自分のこの経験を豪語するつもりも自慢するつもりもありませんが、この経験によって「自立」の大切さを学びました。そして「自立」を子育ての軸に据えるべきだと確信するとてもいい実体験だったと思っています。私の子供たちにも自分で考え、判断し、自分なりの方法で表現し、自ら行動しながら、どんな状況でも前を向いて力強く生きていってほしいと思います。そして自分たちの人生の舵を自分で切りながら幸せな人生を送ってほしいと心から思います。
誰かの言う事を素直に聞いて行動していればOKの時代は終わりました。自ら考え、0から1を生み出せる人間が求められる時代です。これから先、むしろそういう人しか生き残れない時代です。
自己肯定感を基盤に、考える力を鍛え、信じて任せる子育て、そして自分がやるべきと思った行動をどんどん実行できる、そんな環境を作りながら子育てをしていきたいと思います。
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