連載:私の子育て軸3

私の子育て軸、3つ目は「個性/強み」です。

本人が持っている個性や強みを発掘し、伸ばし、それを活かしながら人生を楽しんでほしいと思っています。私自身はいわゆる「器用貧乏」。運動神経も割と良し、勉強もまあまあできて、受験もほとんど苦労なく進学。希望の会社に就職し、結婚し、順風満帆に暮らしてきました。何をやってもそれなりにうまくできてしまう、だからこそ自分にとっての武器、「これぞ」というものが自分ではわからずに大人になりました。そしてそれこそが自分の欠点だったことに気づいたのです。何でもできてしまうから、蓋を空けてみたら何もできない自分がいて、そのことに愕然としました。自分が何が好きで、何に喜びを感じて、どんな価値観を持っているのか、じっくり自分と向き合い、ようやく自分の強みが何なのかが見えてきました。だから子供たちには小さな時から自分の好きなことや自分自身を良く知り、いい所をグングン伸ばしながら、自信を持って生きていってもらいたいなと思います。


私が考える「個性/強み」には2つの要素があります。1つは「特技」、もう1つは「パーソナリティーとしての強み」です。特技は何でも構いません。絵が好き、サッカーが好き、料理が好き、ダンスが好き、もう少し大きくなったら、動画制作が好き、プログラミングが好き、などなど、何でもいいので好きなことを自分の特技にして、楽しんでもらいたいと思います。その為に日頃から子供たちをよく観察し、今この子はこれが好きなんだな、こおいうのが得意そうだなというのを見つけ、まずは言葉にしています。長女は色塗りがすごく好きなのですが、ただ単に色塗りが得意なのではなく、色の使い方がすごくうまく、配色のセンスもいいなあと感心しています。「色の組み合わせ方がいいね」「色使いがキレイだね」と、言葉にしてよく本人に伝えています。本人がそれを認識し、色を楽しみながら何かの特技に繋がったら面白いな、なんて思っています。また、言葉で伝えるだけでなく、色塗りを楽しめるモノは少しいいものを買い与えています。10色のペンセットではなく50色のペンセット、普通の絵の具だけでなくキラキラ光る絵の具セットなど、色塗りの幅を広げるものを買ってあげていて、それはいいお金の使い方だと思っています。



2つ目の「パーソナリティーとしての強み」も本人をよく観察し、伝えることが大切だと思っています。私自身の強みは「行動力」「前向き」「率先力」です。自分でこれらを認識するとますますこの力が付いてきて、どんどん行動を起こせる人になってきました。人は自分のいい所を認識すると、それを伸ばしていこうとします。また、自分だけがそれを強みだと思っているよりも、周りから言われお墨付きをもらうことで確信に変わり、自信を持ってその強みを自分のものにしていこうとします。なので子供たちを観察しながら、些細なことでもいいのでいいなと思ったことを言葉にして伝えることを心がけています。「丁寧だね」「大胆でカッコいい」「面白くてみんなが楽しくなるよ」などなどちょっとしたことです。子供たちの行動を見て「今のいいね!」「I love it!」と言うこともよくあります。人のいい所を見つけ、伝えることは素敵な人間関係を作る上でも大切なこと。これが習慣になって自然とできるようになれば私自身も人として一歩成長できて、一石二鳥だななんて思っています。最近は主人のこともよく観察し積極的にいい所を言葉にしていきたいと思っています。


子育ては小さなことの積み重ね。ちょっとした言葉がけやちょっとした励ましの積み重ねが子供たちの人生を支える大きな力になっていくと信じています。自分の好きなことやいいところを認識し、伸ばし、それを活かしながら自分の人生を、社会をどんどん良くしようとしていける人になってくれたらなと願いながら、「個性/強み」を1つの軸に据えて子育てしていきたいと思います。

20回の閲覧

最新記事

すべて表示

連載:私の子育て軸 1

先日、「自分の子育て軸を作る」をテーマにワークショップを開催し、私自身も今一度自分の子育て軸についてじっくり考えてみました。 私自身の子育てモットーはシンプルに「楽しく」です。難しく、苦労も絶えず、思い通りにいかないからこそ、それも含めて子育てを楽しむ、ということをモットーにしていたいと思うのです。 そして私の子育て軸三大柱は「自己肯定感!個性!自立!」です。 今回のコラムではひとつ目の「自己肯定

Get in Touch

初めての方は初回のワークショップや講座を無料でご参加いただけます。ぜひ一度お気軽にお越し下さい。

 

また、ご質問やご不明な点、不安な点がございましたらどんな些細なことでもぜひお気軽にお問い合わせください。

​プライベートセッションのお申し込みもこちらからどうぞ。

© 2018 Mother's Journey Chie Maekawa