先日、第三子を儲け、それに伴い母に5週間ほどお手伝いにきてもらいました。
母との時間は1年半ぶり。嬉しくて、楽しくて、幸せな時間でした。
そして母滞在最終週、姉が姉の娘ふたりを連れて遊びに来てくれました。家の中は新生児を含めると子供5人!当然、毎日カオス状態でした。
そんな中で私自身が無性にイライラしていることに気がつきました。もちろん産後の不安定さもあり、体力も完全に戻っていない中で、5人の子供がいるカオス状態に疲れを感じていたのはもちろんのこと、イライラの原因はそれだけではありませんでした。
母との貴重な時間を、最後の一週間を、姉と姉の子供たちが来たことによって台無しにされたように気持ちになっていたのです。それまでは穏やかで、幸せをかみしめながら過ごしていた所に、突然嵐が来て母と娘たちとの幸せな時間を吹き飛ばされたような感じでした。寂しさで涙まで溢れてきてしまいました。
そこで気づいたのは、自分の中にある母親独占欲。母っていくつになっても特別な存在で、34歳になっても独占したい気持ちがあることにハッとさせられました。海外生活をしているので余計にそれが強いのかもしれませんが。
こんな大人になってもなくなることのない母親独占欲、目の前にいる5才、2才半、0才の娘たちのそれはどんなに大きく、そして彼女たちの成長に大切なのかと想像すると身を引き締められる思いがしました。三人姉妹となり、それぞれへのアテンションが少しずつ減ってしまった我が家の娘たち。この子たちの母親独占欲の大きさはそれぞれではあるとは思いますが、その欲にきちんと答え、心を満たしてあげられるよう勤めたいな、と感じるいい機会となりました。
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